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摩周湖ファイル vol.6

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大アメマス伝説

北海道の湖には大きなアメマスが住んでいたという伝説が数多くあります。サケ科の魚で湖で大きく成長するものもいるアメマスを、アイヌの人々は地震や災害を生む魚として怖れていたようですが、深い淵を持つ湖の神秘性と、巨大なもの未知のものの恐怖が作り出した言い伝えなのでしょう。
そんな大アメマスにまつわるスケールの大きな伝説が摩周湖にもありますので紹介します。

摩周湖の大アメマス

大アメマス 摩周湖に棲む大アメマスが、ある時湖畔に水を飲みに来たシカを丸のみにしたため、シカの角が腹に刺さって破れて死んでしまいました。
それが湖底をくぐって西別川の湧水池に来てひっかかり、水の出口をふさいでしまったため、摩周湖の水は今にもあふれそうになってしまいました。
それを見た鳥の神様のカッコウが近くの集落に知らせたところ、川上の集落では安全な土地へ逃げましたが、知らせを信じない川下の集落の人々は、湧水池に行って大アメマスを発見し、喜んでそれを引き抜いてしまいました。たまりにたまった摩周湖の水はおそろしい勢いで噴き出し洪水になり、川下の人だけでなくあたりの土地の一切を押し流してしまいました。
それで今の平らな根釧原野ができたのです。

平成14年広報てしかが3月号掲載

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