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◆◇弟子屈町学校改善プラン◇◆

平成19年度学力・学習状況調査より

昨年度実施した標記調査の結果を受けて、弟子屈町教育委員会では、3つの改善の視点を学校に示すとともに、学力の向上に向けた改善プランを学校と協働し検討を進めて参りました。
 学校ではこの視点に基づき、具体的な改善策を掲げ、新年度よりその取組がスタートしております。教育委員会では各学校のプランを取りまとめるとともに、弟子屈町学校改善プランを作成しましたので、保護者・町民の皆さんにお知らせします。

<本町の調査結果の概要と今後に向けた考え>

弟子屈町の状況は、全道・全国の結果と同様に、国語や算数・数学の活用する力に課題があるとの結果でした。これを受け、活用する力を支える、基礎学力の向上を中心に取り組んで参ります。

《《1》》 学校では『基礎学力の向上』に向け、次のことに取り組みます
【小学校】
■基礎的・基本的内容の確実な定着
・読む・書く・計算の基礎的な力を鍛えます。
・合同学習・TT指導(大規模校)、グループ別指導などの指導体制を工夫します。
・つまずきやすい学習内容を取り上げて、繰り返し指導する等、指導の重点化を行います。
・朝学習や放課後の時間を活用し、基礎的・基本的事項を繰り返し指導します。
・個別の学習シートを利用し、個別指導の改善に生かします。
基礎基本の徹底 【中学校】
■基礎的・基本的内容の確実な定着
・繰り返し学習等により、基礎・基本の定着を図ります。
・学級集団の学習意識の向上と主体的な学習態度を育成します。
・学習状況の実態に応じた反復学習や、身に付けた内容を応用・活用する学習過程の工夫を行います。
・朝学習を計画的に行い、時間を有効活用します。
・少人数指導やTT指導による指導実践の積み上げと検証を行っていきます。
■個に応じた指導
・特別支援教育の充実を図り、どの子にも分かる個に応じた指導を推進します。
■個に応じた指導
・特別支援教育の充実を図り、どの子にも分かる授業を推進します。
・授業改善を図るため、教科担任の連携や、生徒の実態把握に努めます。
・学習意欲に関わる実態調査や情報収集を行い、生徒一人一人の課題を明らかにしていきます。
■主体的な学習の促進
・学習することの意義を伝え、必要感を高めます。
・学習の見通しが持てるような学習計画表を作成します。
どの子にも
わかる授業
■家庭学習との関連
・授業との関連を図った家庭学習を推進します。
・家庭学習の質の向上や習慣化に向けた指導計画を工夫します。
■家庭学習との関連
・授業の終末段階で復習すべき学習事項の明示と次の授業の始まりにその確認をします。
・学習習慣の確立を目指します。
■指導の工夫(指導技術の向上)
・習熟の程度に応じた指導を工夫します。
・更なる授業改善に向けた校内研修を推進し、指導技術の向上を目指します。
家庭学習
授業につながる
予習・復習
■指導の工夫(指導技術の向上)
・各種テスト、調査の分析をもとに生徒のニーズに応じた指導を工夫していきます。

※TT指導:算数などの教科において
      1学級2名の指導者で
      授業を行うシステム


■家庭・地域との連携■

参観日・家庭訪問・学校だより・学級通信による積極的な情報公開
(子どもたちの様子や学校での取組・学校評価等)


《《2》》 教育委員会では次のことに取り組みます
○各種研修を通して、各教職員の資質向上に向けた支援を行います。
○各学校を訪問し、学校や児童生徒の状況把握に努め、助言等を行います。
○学校の情報を町民の皆さんにお知らせします。
○教育環境整備の充実に努めます。
○少人数指導・TT指導教員の確保に努めます。

学校では、基礎基本の徹底を図ること、家庭学習の習慣化と内容の充実に努めることの2点を学校における改善策に掲げ、弟子屈の子どもたちのために学校改善を図って参ります。しかし、このことは各家庭の協力なしに、実現は困難と考えております。特に家庭学習に関わっては、各学校から家庭に協力の依頼があると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 また、日常の家庭教育の中でも、時間の使い方や家庭での決まりなどについて、是非ご家族で話し合いをしていただきたいと思います。(下記<参考データ>もご活用下さい)。
 地域の方におかれましても、子どもたちへの声かけを行っていただくなど、積極的に関り、弟子屈の子どもたちの健やかな成長のために、お力添えいただきたいと思います。


《参考データー》………平成19年度学力・学習状況調査より、学力調査の正答率と学習状況調査との間に密接な関係が見られた項目です。
【小学校の傾向から】
①朝食をきちんと食べ、毎日決まった時間に寝起きしている子の正答率が高い。
②家の手伝いなど家庭での役割がある子の正答率が高い。
③家族とのコミュニケーションができている子の正答率が高い。
④宿題や予習・復習といった学習習慣が身についている子の正答率が高い。
⑤挨拶をきちんとし、人の気持ちを考える子の正答率が高い。
⑥規則や約束を守って、毎日過ごしている子の正答率が高い。
【中学校の傾向から】
 ①将来の目標を持ち、何事にも挑戦し、達成感を味わったことがある生徒の正答率が高い。
 ②近所の人への挨拶や、場に応じた言葉づかいをしている生徒の正答率が高い。
 ③節度ある態度(規則や約束の遵守)で毎日過ごしている生徒の正答率が高い。
 ④家族とのコミュニケーションができている生徒の正答率が高い。
 ⑤友人関係・部活・授業など充実した学校生活を送っている生徒の正答率が高い。
 ⑥宿題や予習・復習といった学習習慣が身についている生徒の正答率が高い。

平成19年度学力・学習状況調査(教科に関する調査結果及び分析結果:弟子屈町関係分)



【小学校】

国 語A      (知識) 十分満足できる項目 課題となる項目
・漢字を正しく読む。
・文と文のつながりを考えながら接続語を正しく使う。
・前の学年までに配当された漢字を正しく書く。
・話の要点を聞き取り、効率よくメモを取る。
接続詞を正しく使ったり、漢字を読むことは十分できているが、漢字を書いたり、文章の要旨をまとめることに課題がある。
国 語B       (活用) ・取り上げた事実が,どのような理由で述べられているかについて的確に読み,その理由を要約する。
・情報の中から必要な事柄を取り出し,新聞の一部に注意点として書き換える。
・二つの文章を比べて読み,共通する書き方の良さや工夫を評価し,自分の考えとしてまとめる。
・情報を的確に読み取り,正しく説明する。
情報を的確に読み取り、自分の考えとしてまとめることに課題がある。
算 数A      (知識) ・繰り上がりのある加法の計算をすることができる。
・同分母の分数の加法の計算をすることができる。
・真分数を数直線上に表すことができる。
・平行四辺形の面積を求める公式を理解し,面積を求めることができる。
・加法と乗法の混合した整数と小数の計算をすることができる。
・三つの分数と小数の中で最大の数を見つけ,数直線上に表すことができる。
・小数の乗法の意味について理解している。
基本的な計算は理解しているが、たし算やかけ算が混じった計算や小数のかけ算に課題がある。小数と分数の混じった大小比較に課題がある。
算 数B      (活用) ・棒グラフから人数の大小をよみとることができる。

・棒グラフから人数の大小をよみとることができる。
・長方形のまわりの長さの求め方を理解している。
・条件を変えた複数の図形で,面積が等しいことの理由を説明することができる。
・計算の工夫をよみとり,それを用いて異なる数値の問題の解決方法を説明することができる。
・指定された条件を基に代金を求めて比較することができる。
・地図を観察して図形を見いだし,面積を比較して説明することができる。
・言葉の式に数値を当てはめて値を求め,実際の記録と比較し,判断することができる。
・式の形に着目して計算結果の大小を判断し,根拠となる考えを説明することができる。

グラフの読み取りに優れているが、問題の解決方法を説明したり、条件を整理するなどして筋道立てて考えることに課題がある。



【中学校】

十分満足できる項目 課題となる項目
国 語A       (知識) ・手紙の頭語について理解している。
・手紙の主文の書き出しの語について理解している。
・語句の意味に注意して内容を読み取る。
・伝える必要のある内容を簡潔なメモにまとめる。
・目的に沿った質問をする。
・効果的なインタビューの仕方について理解している。
・語句の意味を理解し,文脈の中で適切に使う。
・文の成分の照応に注意して書く。
・文脈に即して漢字を正しく書く。
情報を的確に読み取ったり、語句の意味や理解、また、その活用に優れているが、文脈に即した漢字の使い方に課題がある。
国 語B      (活用) ・資料に表れているものの見方や考え方をとらえ,伝えたい事柄や考えを明確にして書く。
いくつかの資料から共通点や相違点を整理し、
自分の考えとして表現することに課題がある。
数 学A      (知識) ・円錐の見取図を展開図へ置き換えることを理解している。
・平行線に直線が交わってできる角の性質を理解している。
・文字式の意味を,具体的な事象の中でよみとることができる。
・等式を目的に合うように変形することができる。
・方程式の移項と等式の性質の関係を理解している。
・底面が合同で高さが等しい円柱と円錐の体積の関係について理解している。
・反比例の関係を表す表から,表の中の値を求めることができる。
・速さの求め方を理解している。
・グラフから速さを求めることができる。
・確率の意味について理解している。
図形についての基礎的な理解に優れているが、計算や方程式の移項、体積に関わる数学的な考え方、反比例や速さの理解、確率の意味の理解に課題がある。
数 学B      (活用) ・与えられた情報を的確に処理することができる。
・情報を的確に処理し,その結果を比較することができる。
・グラフから情報をよみとることができる。
・情報を分類整理することができる。
・情報を分類整理し適切に選択し,判断することができる。
・筋道を立てて考えることができ,数学的な表現を用いて説明することができる。
・説明を振り返って考えることができる。
・ものごとを発展的に考えることができる。
・問題解決の構想を立て,結果を振り返りながら数学的な表現を用いて説明することができる。
・グラフ上の点の並び方を理想化,単純化してとらえることができる。
・問題解決方法を数学的に説明することができる。
グラフから情報を読み取り、与えられた情報を的確に処理することに優れているが、問題の単純化や、数学的な表現を用いて説明することに課題がある。

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