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冬の寒さと観光列車

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 冬真っ盛りです。首都圏では、今世紀に入って最強の寒波が来て交通網が麻痺したというニュースを聞きました。気温は、北海道の冬ではふつうの寒さでありますが、ふだんそのような寒さにならない地域にとってはたいへんな状況であったとお見舞い申し上げます。

北海道で生活をする際には、凍結深度を考えなければなりません。厳しい寒さでは土の中も凍るのですが、凍ると土が盛り上がります。(凍上と言います)本町の凍結深度は約1mです。家の基礎は1m以上掘ります。水道管もそれ以上深いところに埋めなければなりません。道路工事も深く掘り下げて砂や砂利を何層にも固めなければ凍上してしまいます。完成後に水が入れば舗装はひび割れます。北海道の家は暖かいと言われますが、断熱も高気密のものになります。北海道の道路が幅広いのも冬に降る雪を路肩に押すため、それだけの幅が必要なのです。このように行政も住民もふだんからコストをかけて冬に備えています。

JR北海道も冬に安定運行するためのコストがかかります。線路や踏切の除雪、ポイントの切り替えが凍結しないような仕組みなど、多額の経費が必要です。そのような中、本町までは来ませんが、1月27日から2月25日までの指定日に釧路駅と標茶駅の間で運行する「SL冬の湿原号」が始まりました。2月3日からはオホーツク海沿岸の路線で「流氷物語号」が運行されます。また、1月27日と28日には、北海道がモニターツアーとして企画した「純白冬紀行・釧網本線」が釧路発と網走発で運行されました。私も乗客をお出迎えして、皆さんの笑顔を見てうれしく思いました。

釧網線の沿線では、夏とまったく違う景色を見ることができます。北海道の冬はたいへん厳しくコストもかかりますが、厳しいからこそ冬にしかできない楽しみを見つけ、春をありがたく感じるのです。

町長日記

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