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和琴小学校「アイヌ文化」を学ぶ

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平成28年10月28日

 10月21日、和琴小学校で全校児童を対象に「アイヌ文化」をテーマとする第1回目の授業が行われました。このテーマで授業を進めることになったのは、平成28年度北海道教育委員会指定事業「北海道ふるさと教育・観光教育等推進事業」の指定を受けことから、その一環として「アイヌ文化」の学習に取り組むことにしたものです。
 この日は、児童や教員の皆さんのほかに、私をはじめ、釧路教育局からは塩谷義務教育指導班指導主事、たまたま本町にいらっしゃっていた三重県松阪市にある松浦武四郎記念館の元館長で現在名誉館長を務められている高瀬英雄ご夫妻も参加しました。
 ご承知のとおり、松浦武四郎は江戸時代末期に6回にもおよぶ蝦夷地等をアイヌの人たちの協力を得ながら探査し、特に1858年[安政5年]6回目の探査では、摩周湖や屈斜路湖等を訪れており、その後、蝦夷地に関する貴重な地図や書物等をたくさん著し、「北海道の名付け親」と呼ばれる人物であります。この日参加した高瀬名誉館長は、毎年弟子屈町をはじめ、全道各地を訪れ、松浦武四郎の研究に取り組んでいる方です。
 講師を務めたのは北海道教育庁学校教育局義務教育課北海道アイヌ教育相談員の竹内 渉さんで、長年にわたり北海道アイヌ協会の事務局長を務めた方です。
 授業は鳴海校長の挨拶と山舘教頭から講師の紹介があった後、演題「アイヌの人たちのおはなし~文化と暮らし~」に沿って竹内講師の話が始まりました。お話の主な内容は、「アイヌの意味は」・「アイヌモシリとカムイモシリ」・「北海道の地名はアイヌ語がもとになっているのが多い」・「弟子屈町のアイヌ語由来の地名」・曲「水曜日のカンパネラ・シャクシャイン」・「アイヌ語からきた言葉」・「ことばで伝える文化」・「アイヌのことばあそび」・「アイヌたちのくらしと文化」等です。
 子どもたちは真剣になって竹内講師のお話に興味深く聞き入っていました。特に動物の名前や児童たちが住んでいる屈斜路湖周辺の山・川・湖等の名称はアイヌ語がもとになっていることや、アイヌたちの自然を大切にする考え方等に感心を寄せていました。最後に土田児童会長が竹内講師に感謝の言葉を述べ終了しました。私からも竹内アイヌ教育相談員に心から感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
 和琴小学校では、この間「土曜授業」などで屈斜路古丹アイヌ文化保存会の皆さんの協力を得て、アイヌ刺繍の制作やアイヌ物語を紙芝居で学習したりしています。今年度は事業指定を受けたのを機会に、更にアイヌ文化の学習を進めることにしており、今後、アイヌ文化保存会の皆さんの協力を得て「アイヌ料理体験教室」等々アイヌ文化に触れる機会を多くしていく計画でいます。

教育長日記

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