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「第8回更科源藏文学賞贈呈式」

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平成29年9月29日

 平成15年の弟子屈町100年記念事業の一環として始められ、今年で8回目を迎えた更科源藏文学賞の会主催による「更科源藏文学賞」が、24日午後1時から釧路圏摩周観光文化センター内にある「更科源藏文学資料館」で多くの関係者が出席する中、盛大に執り行われました。
 今回の受賞者は、8月の2回にわたる選考委員会を経て、応募作品133作品の中から、浜江順子氏の詩集「密室の惑星へ」が選ばれました。浜江氏は東京都日野市に在住、日本現代詩人会・日本詩人クラブ・日本文藝家協会に所属され、更には同人誌でも、詩誌「hotel第2章」「歴程」に所属されており、これまで「プールで1,000m泳いだ日」「内在するカラッポ」「奇妙な星雲」等の著書を出版されております。
 本贈呈式を以って最終回となっているため、今までの贈呈式と異なり、4部構成で行われました。最初に「文学賞贈呈式」が行われ、主催者である更科源藏文学賞の会の高田 中会長の挨拶の後、来賓を代表して德永哲雄弟子屈町長と北海道庁釧路総合振興局の海堀美弦副局長から祝辞がありました。続いて、原子 修選考委員長から「昏迷する時代の闇に激しく対峙し、その衝撃を想像力に富んだ文明批評へと作品化することに成功している」と絶賛する選評がありました。次に文学賞贈呈に移り、高田会長から賞状と賞金及び副賞の目録が浜江氏に贈られ、また、川湯小学校6年の澤頭優彩さんと和琴小学校6年の鈴木琉生さんから花束が贈られました。副賞については、更科源藏氏の詩集「種薯」にちなんで、弟子屈町産の「じゃがいも50kg」が贈られました。その後、浜江氏からご挨拶があり、「大変光栄ではありますが、この更科源藏文学賞が今回で終わりと聞きましたが、是非、続けて頂きたい」とのご発言がありました。続いて浜江氏本人による入選作品の朗読がありました。自分の作品を自ら朗読する機会は大変稀なことで、本文学賞の特徴の一つともなっています。その後、受賞者を囲んで主催者と来賓者等による記念写真撮影が行われ、第1部が終了しました。第2部は「記念演奏会」が行われましたが、更科源藏氏が道内の44校の校歌に作詞を手がけており、その内弟子屈町内では5校の校歌を作詞されていることから、今回、川湯小学校・和琴小学校・川湯小学校・弟子屈中学校の4校[1校閉校]の児童生徒の皆さんによる校歌披露がありました。これも毎回行われており、本文学賞の特徴にもなっています。続いて、バリトン歌手として活躍されておられます大久保光哉氏の独唱があり、更科源藏作詞・伊福部昭作曲「シレトコ半島の漁夫の歌」と、その他5曲を迫力ある歌声で披露して頂きました。第3部は「感謝状贈呈式」で、これまで文学賞贈呈式にご貢献された方々に対し、高田会長から、選考委員長の原子 修氏と選考委員の若宮明彦氏、更科源藏の詩を歌う会の鹿内 直氏、同じく木下玲二氏と力石真奈美氏、そして4校の小中学校に感謝状が贈られました。最後の第4部は、小中学校の児童生徒の皆さんとしらかが合唱会の皆さん総勢約90名が一緒になって、吉口教子さん指揮、草野美来先生のピアノ伴奏による「ふるさと」を、更科源藏氏が育った熊牛原野の風景を思い浮かべながら歌い上げ、最後の文学賞を終えました。
 今回、「是非、文学賞を続けて」という参加者の声に、高田会長からは「今回で一つの区切りとなりますが、再開できるよう若い世代に引き継ぎたい」と応えていただきました。会場の入り口に第1回から第8回までの全国から応募のあった作品1,300作品が棚に並べてあるのを見た参加された方々からも継続を望む声が聞かれました。私も寂しさを感じており、子どもたちに末永く「原野の詩人更科源藏」を伝えたい気持ちを強く抱いたところです。

授賞式

来賓の皆様

受賞された浜江順子氏の朗読

感謝状を受け取る原子修選考委員長

バリトン歌手の大久保光哉氏と
ピアノ伴奏の木下太陽氏

全員で「ふるさと」を合唱

教育長日記

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