冬の生活

  1. 雪はどれくらい降るの?
  2. 冬は毎日、除雪する必要があるの?
  3. 除雪道具ってどんなもの?いくらくらい?
  4. 家の中は寒くないの?水道管が凍結することはないの?
  5. 冬道運転は恐ろしいもの?
  6. スタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)は必需品?

質問1 雪はどれくらい降るの?

弟子屈町が位置する北海道東部は北海道の中でも比較的、降雪量が少ない地方です。平成19年の年間降雪量(気象庁データ)では弟子屈町川湯地区は北海道の主要都市である札幌市、旭川市と比べますと50センチ以上も少ないです。

また弟子屈町川湯地区の平成19年2月の降雪量(気象庁データ)では、一日に10センチ以上の降雪があったのは2日間だけ、また2センチに満たない降雪の日は13日間と、降雪量がほとんどない日が月の約半分を占めていますので、毎日のように雪が降っている状況ではないです。

質問2 冬は毎日、除雪する必要があるの?

質問1の内容のとおり、弟子屈町は北海道の中でも降雪量が比較的少ないところです。従って、毎日、除雪が必要であるといった状況ではありませんが、風雪の際は建物などの障害物周辺に雪が吹き溜まることがありますので、そういったところは除雪が必要となります。また、1シーズンに1回又は2回は大雪、暴風雪に見舞われることがありますので、そのような大雪の日は1日に何度も除雪が必要です。

質問3 除雪道具ってどんなもの?いくらくらい?

北海道の冬生活では除雪道具は必需品です。代表的な道具はアルミスコップ(硬い雪用)2,000円前後、スノーダンプ(大量の雪用)4,000円前後、ラッセル(軽い雪用)2,000円前後、雪はねスコップ(軽い雪用)2,000円前後。特に2番目スノーダンプはどの家庭にも必ず1台はあります。

最近では、エンジンを動力としてロータリーで雪を遠くへ飛ばす除雪機が多く普及しています。これは、短時間でらくらくと除雪ができるとあって、ご年配の方や女性の方、また自宅の敷地が広いお宅などでは必需品かと思われます。価格は30万円~50万円程度です。

家の中は寒くないの?水道管が凍結することはないの?

冬期間は日中の最高気温でもマイナス5℃にも満たない日が多いことから、家の中では暖房機を日中でもつけておくことが多いです。よって室内の温度は25℃前後を保っているため、室外のような寒さではありません。水道管の凍結については朝晩の冷え込みが厳しい時には管内部の水が凍結してしまうことがありますので、冷え込みが厳しい夜は就寝前に凍結防止策として水道の元栓を締め水抜きをすることや、夜間も暖房機をつけたままにし室内の温度が下がらないようにする対策が必要です。

しかし、最近の住宅は断熱性・機密性に優れていることから、そのような対策を頻繁に講じなくても凍結することは少ないです。

質問5 冬道運転は恐ろしいもの?

冬道は大変滑りやすいので、普段よりも注意して運転することが必要です。ひと言で冬道といっても気温や雪の状況によって様々な状態があります。「圧雪路面」は往来する車で雪が踏み固められた路面で、気温や交通量などの影響を受け、非常に滑りやすくなります。そして最も滑りやすい路面状態が「アイスバーン路面」です。これは路面が氷板状態になっており、気温の上昇により氷が融け路面上に水分の膜が張ると非常に滑りやすく、急ブレーキや急ハンドル、急発進などの操作をすると、車体がスピンすることがありますので、慎重に操作する必要があります。

しかし、国道などの主要幹線道路は除雪が行き届いていますので、そういった危険な路面状態になっていることは少ないです。ただし、峠など山間の地域は降雪量が多く、また刻々と天候が変化することから、常時、良好な路面状態とは言えませんので、峠など山間を通行する際は注意が必要です。

冬道は確かに恐ろしいものですが、その恐ろしさを事前に知っておけばそれほど、恐れることはありません。滑った時に車がどのような挙動をするのか、どんな操作をしたら滑り出すのか、更には滑り出した時の対処方法を知っておくことが事故を未然に防ぐうえで大変重要なことです。

質問6 スタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)は必需品?

雪国で生活する上では、スタッドレスタイヤは必ず用意する必要があります。上記質問5で記述したとおり、冬道はとても滑りやすいため普通タイヤで走行することはとても危険なため絶対にしてはいけません。スタッドレスタイヤは雪を噛むための溝が多く、またゴムは低温でも柔軟さを失わない性質であるなど、普通タイヤとは全く違うものです。価格は普通タイヤに比べて2割~3割程度、割高で、耐用年数は3~4シーズン程度です。

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更新日:2019年10月01日