町長日記 来年、屈斜路湖での動力船が規制される見込みです(令和2年8月19日)

既に報道などでご承知のこととは思いますが、来年から屈斜路湖への動力船の乗り入れが法律(自然公園法)によって規制される見込みです。

規制の対象は個人で航行する動力船とりなります。

屈斜路湖には特に夏の期間に静かな湖畔で自然に親しみたいという皆さんが大勢いらっしゃっています。一方では、短い夏の期間に湖水で水上スポーツを楽しみたいといった方も多く訪れています。

しかし、動力船を乗り入れる皆さんの中には、不適切な場所で離発着をされる方や、騒音をまき散らす方々も見受けられ、事故の発生や苦情が後を絶ちませんでした。

こうしたことから、これまで町や関係者で20年以上にわたり、屈斜路湖を皆さんが安全に安心して楽しんでいただくため、「ルール&マニュアル」を策定し、静寂な湖岸環境、自然環境の保全や、キャンプ利用者や遊泳者など安全に過ごすことができる動力船航行の自粛エリアを設定するなど、さまざまな方策ですみ分けを模索してきました。しかしながら、中々、守っていただけない状況が続いていたのが現状です。また、啓発・巡視活動を実施する中でも、このようなことが続けば、利用の制限や規制を実施しなければならないと伝えてきたところですが、やはり解決には至りませんでした。

屈斜路湖は「森」「湖」「火山」で構成される阿寒摩周国立公園の大切な自然資源のひとつです。我々はこの静寂な屈斜路湖をしっかりと守り、後世へつないでいかなければならないという使命があります。

さらには、こうした自然資源を活用したエコツーリズムや、アドベンチャーツーリズムなどの体験観光を進めることにより、世界中の皆さんに当地の魅力を感じて、訪問していただきたいと思っています。そのためには守ることだけではなく、魅力を磨いていくことも必要であると考えています。

今後とも皆さんでこうした資源をしっかり守り、そして活用することで、さらに「豊かさ」や「幸せ」を感じることができる町づくりを進めていきたいと思っています。

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更新日:2020年08月21日