N・Tさんのてしかが移住記

移住前の居住地

東京都江戸川区

移住年

令和3年4月頃

弟子屈町に住み始めてから半年が経ちました。

この半年を振り返ってみると「弟子屈町に何だか新しい風が吹き始めている、時代の変わっていく節目に引っ越してきたのかな」と感じます。新しく住み始めた人と地元の人たち含め長く弟子屈町で生活している人たちとの掛け算で町の課題が少しづつ解決の方向へと向かい、さらに新しいものが生まれようとしている感覚です。

私自身、小さな宿を営みたいという思いから移住を決めました。実際に移住するタイミングでご縁があり、現在は道内の旅行事業とふるさと納税返礼品の開発事業に従事しながら、日々多くのことを勉強させていただいております。

また、パートナーや弟子屈町で出会った人、そして職場の皆さん。周りの方のおかげで何とか慣れない町で幸せに生活を送ることができています。

弟子屈町では広大な自然風景はもちろんのこと、北海道の美味しい食材には日々感動しており、生活の多くを阿寒摩周国立公園の中で過ごせていることを誇らしく感じることもあります。仕事を通して弟子屈町は観光地として今よりもっと多くの人たちを感動させる、ものすごいポテンシャルがあるなと感じています。

生活の中で不便を感じることや、これがあったらいいなと感じることもありますが、かえってこういったものが無いため自分で調べ工夫する機会があり、新しい発見が生まれることがあります。

これから先も弟子屈町での生活を楽しみ、弟子屈町の明るい未来に少しでも貢献出来たらよいなと思っています。何より自然との距離が近い生活なのでしっかり自然について学び、ゆくゆくは自然ガイドのライセンスを取って、多くの人たちに魅力を伝えていけたらなと思います。

「移住」というと人生をかけた永住のような響きがありますが、あまり気負いせず自分が住みたいと思った気持ちを大切に、自分のペースで進んでいけばよいかと思います。お仕事のことや住居のことで困ったことがあれば弟子屈町役場の皆さんに相談してください。私も大変お世話になりました。