予防接種について

小児の定期予防接種について

予防接種の詳細
ワクチン種類 時期 回数
B型肝炎ワクチン

生後1歳まで

(注意)生後2か月~9か月での接種が理想です。

3回接種
  • 2回目は1回目より27日以上間隔をあける
  • 3回目は1回目より139日以上(20週以上)あける

ロタワクチン

※令和2年8月1日以降に生まれたお子さんが対象。

ロタリックス(1価):生後24週まで
ロタテック(5価)生後32週まで

(注意)どちらも初回は生後14週6日までに接種。

ロタリックス:2回
ロタテック:3回

それぞれ27日以上あける

(注意)R2.10月時点で、町内での取り扱いは摩周厚生病院でのロタリックス(2回接種)のみです。

ヒブワクチン

生後2か月~60か月(5歳)まで

(注意)生後2~6か月での接種開始が理想です。

※生後7か月を過ぎて開始する場合は接種回数が変わりますので、健康推進係までご相談ください。

初回:3回
  • 27日以上の間隔をあける
追加:1回
  • 初回3回目の接種より7~13か月あける
小児肺炎球菌ワクチン 初回:3回
  • 27日以上の間隔をあけ、2歳までに接種
追加:1回
  • 初回3回目の接種より60日以上あけ、1歳~1歳3か月の間に接種
4種混合ワクチン
(ジフテリア、百日せき、
破傷風、ポリオ)
生後2か月~90か月(7歳半)まで 1期初回:3回
  • 20日以上の間隔をあける
1期追加:1回
  • 1期初回3回目の接種より6か月以上あける
(注意)標準的には12か月~18か月あけて接種

5種混合ワクチン

(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ)

生後2か月~90か月

1期初回:3回

  • 20日以上の間隔をあける

1期追加:1回

  • 1期初回3回目の接種より 6か月以上あける

(注意)R6.4月以降に接種を開始する場合は、5種混合になります。

BCGワクチン

生後1歳まで

(注意)生後5か月~8か月での接種が理想です。

1回
麻しん・風しん混合(MR)ワクチン 第1期:1歳児
(生後12か月~23か月)
第2期:5歳児
(就学前1年間)

第1・2期:各1回

(注意)第2期は対象者の方へ個別にお渡しします。

水痘ワクチン

生後12か月(1歳)~36か月(3歳)まで

(注意)1回目は生後12~15カ月までの接種が理想です。

2回接種
  • 2回目は1回目より3ヶ月以上(標準的には6か月~12か月)あける
日本脳炎ワクチン

第1期:生後6か月~90か月(7歳半)まで (注意:標準的には3歳以上)

第2期:9歳以上13才未満

(注意)生年月日により接種できる年齢が異なります(特例措置)詳しくはこちらをご覧ください。

第1期(初回・追加):3回
  • 6~28日の間隔をあけて2回接種
  • 3回目は2回目から6ヶ月以上(標準的には1年)あける

第2期:1回

(注意)第1期は3歳児健診時に、第2期は対象者の方へ個別にお渡しします。

2種混合ワクチン
(ジフテリア、破傷風)

11歳以上13才未満

(注意)標準的には11歳から12歳に至るまで

(注意)12歳になる年度の初めにお渡しします。

定期予防接種一覧は下記リンクをご覧ください。

  • (注意1)予診票を失くしたり、汚れて使えなくなってしまった場合は役場健康こども課健康推進係までお申し出ください。予診票を再交付いたします。(手続きの際に母子手帳をお持ちいただくとスムーズです)
  • (注意2)予診票のコピーは絶対にしないでください。

子宮頸がん予防ワクチン接種について

子宮頸がんの原因の一つとされるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染を予防するためのワクチンです。
現在、中学1年生(13歳相当)~高校1年生(16歳相当)の女性を対象に助成を行っております。

予防接種の詳細

種類 接種年齢 接種回数
子宮頸がんワクチン
(ヒトパピローマウイルス)

12歳となる年度の初日から16歳となる年度の末日まで(小学校6年生~高校1年生)の女子

(注意)標準的には13歳となる年度の初日から末日まで(中学校1年生)

3回接種
≪2価ワクチン≫
  • 1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2ヵ月半以上あけて3回目を接種

≪4価ワクチン≫

  • 1ヶ月以上の間隔をおいて2回接種した後、2回目の接種から3か月以上あけて3回目を接種

≪9価ワクチン≫

  • 6か月以上の間隔をおいて2回
  • (1回目の接種が15歳以上の場合)2カ月の間隔をおいて2回、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種する。

 

 

<キャッチアップ接種について>

標記ワクチンにつきまして、厚生労働省より積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、時限的に従来の接種年齢を超えて接種を行うよう周知されています。対象には令和4年4月に予診票を送付していますが、転入者等で接種を希望される方は、下表を参考にして、お問い合わせ先まで、ご連絡ください。

接種料金 無料
接種対象者 平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれ
接種可能期間 令和4年4月1日~令和7年3月31日まで

 

小児定期予防接種の契約医療機関の拡大について

<令和3年4月からこどもの定期予防接種ができる病院が増えます。>

 定期的に釧路の小児科に受診しているお子様を持つ保護者から、かかりつけ医で予防接種をしたいという希望が多く、病院へ何度も行く負担を減らす目的で、予防接種ができる病院を拡大しました。

 もちろん、町内の病院での予防接種も継続しますので、ご家庭のご都合に合わせて病院をお選びください。

 

実施医療機関

医療機関

(電話番号)

予約方法

摩周厚生病院

(015-482-2241)

1週間前に電話(13:30~16:30)予約

月~金 14:00

美里クリニック

(015-482-8888)

1週間前に電話予約、1歳未満は接種不可

ロタ、B肝、Hib、肺炎球菌、BCGは未実施

川湯の森病院

(015-483-3121)

1週間前に電話予約

ロタ、BCGは未実施

市立釧路総合病院

(0154-41-6121)

第1~第4水 予約なし

日本脳炎、子宮頸がんは要予約

釧路赤十字病院

(0154-22-7171)

火 13:30~15:00 、BCG 金 13:30~15:00

子宮頸がん

月~金   8 :30~11:00 月水金 13:00~15:00

さくま小児科

(0154-43-1177)

ロタ、B肝、Hib、肺炎球菌、四種混合、五種混合、日本脳炎、子宮頸がんは電話予約制

月~金 8:30~12:00、 13:30~16:30

土 8:30~12:30

堀口クリニック

(0154-51-3827)

電話予約制

月火水金 13:30~14:00 、BCG 水のみ

中沢医院

(0154-51-1001)

電話予約制

予防接種優先時間帯 月水金  14:00~14:30

優先時間帯以外の希望は要相談

シロアムこどもクリニック

(0154-41-5385)

電話予約制

月~金 14:00~18:00、土 14:00

遠矢クリニック

(0154-40-5111)

月~土  9:00~11:30、月火木金15:00~18:30

1週間前に電話予約

おひさまクリニック

(0154-38-0005)

Web事前受付(24時間可)

月火木金9:30・10:30・14:00・16:30 水土 9:30

※曜日、来院時間で接種できるワクチンが異なります。(詳細はHP要確認)おひさまクリニックHP
※インフルエンザ、おたふく予防接種は、町内医療機関のみの助成です。

【任意接種】おたふくかぜ

令和4年度より町内医療機関でおたふくかぜ予防接種の助成を実施します。おたふくかぜは、軽く考えられがちですが、合併症の頻度が高いため予防接種が重要と考えられています。おたふくかぜワクチンについて(PDFファイル:539.2KB)をよくお読みの上、接種を希望される場合は、母子手帳を用意し、お問い合わせ先までご連絡ください。

 

高齢者肺炎球菌ワクチンについて(65歳の方などが対象)

〇高齢者の肺炎球菌感染症って?

肺炎球菌性肺炎は、成人肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重症化が問題になっています。小児・成人ともに、化膿性髄膜炎、敗血症、肺炎などを起こす恐れがあり、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎の原因になることもあります。

〇ワクチンの効果

肺炎球菌による肺炎の重症度と死亡のリスクを軽減させることができます。今回の肺炎球菌ワクチンは23価肺炎球菌ワクチンを使用します。現在90種類以上ある肺炎球菌の型の中で頻度の高い23種類の肺炎球菌に効果があります。

〇ワクチンの副反応

接種部位の疼痛、熱感、腫脹、発赤が5%以上認められています。他にも、筋肉痛、倦怠感、違和感、悪寒、頭痛、発熱もあるが、いずれも軽度で2~3日で消出します。また、接種部位の壊死や潰瘍で10万人接種したら2人が出現するような頻度で起こっています。重症な副反応としては極めてまれにアナフィラキシーがみられることがあります。

〇対象者

1. 65歳の者

定期接種の機会は65歳の1年間です。接種の機会を逃さない様ご注意ください。(今年度65歳の誕生日が来る方は誕生月の翌月に案内と予診票を送付します。)

令和5年度に65歳を迎えた方で66歳未満の方(~昭和34年4月1日生まれ)は、予診票の発行が必要になりますので、お問い合わせ先までご連絡ください。

2. 60~64歳の方で以下に当てはまる方

  • 心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり身の回りの生活を極度に制限されている方
  • ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害があり日常生活が被とんど不可能な方

〇接種医療機関

  • 摩周厚生病院
  • 美里クリニック
  • 川湯の森病院

やむを得ない理由で町内の医療機関で接種ができない方はお問い合わせ先までご連絡ください。

 

帯状疱疹ワクチンについて(50歳以上の方が対象)

〇帯状疱疹とは

帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。幼少期のみずぼうそうの感染後、ウイルスが神経節に潜伏しています。ストレスや、過労などの体調不良時や加齢などが原因で、ウイルスに対する免疫力が低下すると神経節に潜伏していたウイルスが再活性化し、神経を伝わり皮膚に到達して、痛みを伴う赤い発疹を生じます。免疫が低下した場合は再発することもあります。皮膚の症状が消えると痛みも消失しますが、神経の損傷によって帯状疱疹後神経痛が起こる場合があります。
顔面に起きる帯状疱疹は角膜炎や結膜炎を引き起こし、まれに耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺などの合併症が出現することがあります。また、腰部や下腹部に発症すると、便秘になったり排尿困難になったりすることもあります。

〇ワクチンの効果

不活化ワクチンのシングリックスの有効性は50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%と高い有効性を認めました。帯状疱疹後神経痛の発症予防についても50歳以上で100%、70歳以上で85.5%減少率を認めます。現在調査中ですが接種後の有効性は少なくとも10年間維持することが確認されています。

〇ワクチンの副反応

他のワクチンと比較して局所性副反応の頻度は高いですが、いずれも3日前後で消失することが分かっています。重大な副反応はショック、アナフラキシー反応を含む過敏症状が現れることがある。

〇対象者

50歳以上で今までに帯状疱疹ワクチンを接種したことがない町民

〇実施医療機関

  • 摩周厚生病院
  • 美里クリニック
  • 川湯の森病院

※助成の対象となるワクチンは、シングリックスのみとなります。

この記事に関するお問い合わせ先
健康こども課 健康推進係

〒088-3292
北海道川上郡弟子屈町中央2丁目3番1号
電話番号:015-482-2935 ファクス:015-482-2696
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2021年04月01日