町長日記 まちづくりが進みます(令和4年5月30日)

新型コロナウイルスもまだまだ感染者が多く、落ち着かない状況にあります。当町でも感染者数は減少してはいますが、今も確認されています。3回目のワクチン接種は6月18日をもって終了予定です。今後、4回目のワクチン接種も7月末から3回目接種から5カ月を経過した方のうち60歳以上の高齢者や18歳以上59歳までの方で、基礎疾患を有する方等で接種を希望される方から順次接種を取り進める予定です。

今後も新型コロナウイルス感染対策や経済対策、生活支援などの実施を予定しておりますので、町民の皆様には引き続き感染対策に留意され、自身の健康保持に努めていただくようお願いします。

さて、前回も近況をお知らせしましたが、町内の至るところで新しいまちづくりの動きが活発化しています。

阿寒摩周国立公園満喫プロジェクトの取り組みでは、川湯温泉での廃ホテル撤去はもちろんですが、第3セクターの株式会社弟子屈町振興公社は摩周湖レストハウスを改修し、新たな展望台が7月にもリニューアルしてお目見えします。

また、弟子屈市街地では令和7年度中に完成予定の中心市街地での複合型地域観光交流施設を中心とする、市街地エリアのまちづくりを地元の皆さんが主体となって進めようと、商工会や青年部の有志の皆さんが出資したまちくづくり会社「株式会社テシカガタウンラボ」が誕生しました。こうした事業体はまちづくりには大事なもので、みんな悩んだ末の決断ではなかったのかなと推察しています。でも、「誰でもない、住んでいる自分たちがやらないと」といった強い気持ちが突き動かしたのでしょう。私も彼らの新しいチャレンジを誇りに思いますし、大いに期待しているところです。是非とも町も一体となって協働し、自ら稼げる事業体として、私もしっかりとした支援をするなど、一緒になって新しいまちづくりを進めていきたいと考えています。

同じく市街地では地域おこし協力隊員が中心となって、自らクラウドファンディングなどで資金を調達し、新たに町民交流スペースの「弟子屈JIMBA(じんば)」をオープンさせ、連日、老若男女で賑わいを見せているようです。

週末には不定期に飲食を提供するなど、新しい形の施設を運営していますし、今後は移住に関する取組も強化していくようです。皆さんも是非、一度お立ち寄りいただければと思います。

ほかにも宿泊施設が新たにオープンしたり、著名な芸能人の方が住居を構えたりするなど、こうしたうごきも活発化しています。

昨年度、12人の方が移住され、そのうち8人が20代、30代の若い皆さんです。当町に明るい未来を期待して移住されてきています。町民みんなで優しく受け入れることが、定住につながると思っていますのでよろしくお願いします。

そして、昨年度は新たに生まれたあかちゃんが34人で、前年度の27人から7人増加しました。

長引く新型コロナウイルス感染症の影響やロシアにおけるウクライナへの軍事侵攻など、不安定な社会情勢が続いていますが、こうした未来のある子供たちや若者らのためにも、しっかりと前を向いて共にチャレンジを続けていきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり政策課 政策調整係

〒088-3292
北海道川上郡弟子屈町中央2丁目3番1号
電話番号:015-482-2913 ファクス:015-482-2696
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更新日:2023年01月20日