町長日記 摩周湖カムイテラスがリニューアルオープン(令和4年8月2日)

改修中だった摩周湖第1展望台のリニューアルオープンセレモニーが、7月30日に多くの関係者のご臨席の中、株式会社弟子屈町振興公社の主催で開催され、私も出席しました。

今回の改修によって、施設内のラウンジからの摩周湖の眺望が大きな1枚ガラスですっきりと見る事ができるようになりました。屋上の展望台は約1メートル高く手すり部分も透明になって、より手前まで見られるようになり、また、摩周湖の湖面や満天の星空を見ながらゆっくりとくつろげるように椅子が設置されています。この改修に伴って、これまでの摩周湖レストハウスから摩周湖カムイテラスへと名称を変更しています。

摩周湖は、環境省の国立公園満喫プロジェクトに指定されている阿寒摩周国立公園の最も重要な景勝地の一つであるとともに、地球環境の世界的な観測地点となっています。これから阿寒摩周国立公園が世界水準のナショナルパークへと変貌していく過程にあるなかで、今回の摩周湖カムイテラスのオープンが更なる発展の礎となっていくと確信しています。環境省様をはじめ、関係者各位のご理解やご努力の賜物であると心から感謝いたすとともに、今後も様々な大型プロジェクトが続きますので、ご注目いただきますようよろしくお願いいたします。

また、ご報告が遅れましたが、同月16日には念願だった「釧路川ふれあい広場」もようやくオープニングセレモニーを実施することができました。

この広場は、町民の要請を受け「まちづくりと一体となったかわづくり」として、平成23年から今日まで国土交通省釧路開発建設部が整備を進めてきた施設です。

当日は、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、縮小した式典としましたが、伊東良孝衆議院議員、鈴木貴子衆議院議員、鈴木宗男参議院議員、桐木茂雄道議会議員、井上勝信国土交通省北海道開発局釧路開発建設部長、近江屋茂町議会議長、弟子屈高等学校3年生丸田澪央様に御来賓として、また、町議会や関係機関、自治会連合会などからもご出席いただきました。

あいにくの雨とはなりましたが、ご出席いただいた皆様には心から感謝を申しあげます。誠にありがとうございました。

町では令和7年度に建設を予定している、中心市街地複合交流施設と連携することで、観光客の誘致や地域の交流の広がりなど、多様な取り組みを通じて地域活性化につなげていきたいと考えています。