教育長日記「116年の歴史と伝統に幕・・・奥小閉校式・思い出を語る会」(令和2年11月28日)

令和3年3月末をもって116年の歴史と伝統に幕を下ろす、奥春別小学校の「閉校式と思い出を語る会」が11月28日、同校体育館で120名余りが出席し挙行されました。

新型コロナウイルス感染症の道内での拡大を受け、出席者を町内在住者に限定し、人数を極力抑えた形で、受付での検温や手指消毒、会場の換気対策等、感染症防止を徹底した中での開催となりました。

町及び教育委員会が主催する「閉校式」は、物故者黙祷に始まり、国歌斉唱、教育長による閉校宣言、徳永町長の式辞、来賓紹介、歴代校長先生への感謝状贈呈、児童への記念品贈呈、寺田奥春別小学校長挨拶、坪井PTA会長挨拶、大西弟子屈小学校長の歓迎の言葉と、厳かに執り行われました。

閉校事業協賛会が主催する「思い出を語る会」は、児童会長の坪井めいさんの挨拶に始まり、全校児童によるアトラクション「鐺別獅子舞」の披露、歴代PTA会長への感謝状贈呈と続き、思い出を語る集いでは、歴代教職員からの回想スピーチと奥春別小学校の軌跡が上映され、最後に児童全員で校歌が斉唱され終了となりました。なお、児童による鐺別獅子舞の活動は、統合先の弟子屈小学校へと引き継がれることになっております。

奥春別小学校は、明治37年に町内では2番目の小学校として開校、以来116年間、26人の校長、52人のPTA会長、卒業生は千人を超え、地域とともに歩んでまいりました。閉校式や思い出を語る会の中でも、学校、家庭、地域が一体となり歩んできたエピソードが数多く語られておりました。また、116年の学校の軌跡をまとめた閉校記念誌「拓翔」も発刊され、改めてその歴史と伝統の深さに胸を打たれました。

コロナ禍という大変な状況の中、閉校式及び思い出を語る会を企画開催していただいた、町、PTA、閉校記念協賛会、学校関係者の皆さんに感謝とお礼を申し上げる次第です。

校長先生のご挨拶

寺田奥春別小学校長挨拶

獅子舞

弟子屈町文化財 鐺別獅子舞

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教育委員会 管理課

〒088-3292
北海道川上郡弟子屈町中央2丁目3番1号
電話番号:015-482-2945 ファクス:015-482-2350
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更新日:2020年11月30日