教育長日記「参観日で学習成果を発表・・・川湯中学校」（令和2年12月12日）

土曜授業を兼ねた地域参観日が、12月12日川湯中学校で開催されました。今回の地域参観日では、2・3年生による職業調査学習の発表が行われました。新型コロナウイルス感染症の影響により、毎年実施している事業所を訪問しての職業体験学習を見合わせ、11月に2回ほど事業所から講師を招いての職業講話を実施し、働くことの意義と大切さを学び、まとめとして発表したものです。

12月3日にパワーポイントなどを使って1年生を相手にプレ発表をしたときの反省点を活かして、今回の保護者や地域の方向けの発表へと結びつけました。

職業調査を実施する前の自分の職業観が、職業講話を聞いた後にどう変化したのか、将来自分はどんな職業に就きたいか、そのためにしなければならないことは何か等々、職業調査学習から得た成果を保護者の前で堂々と発表しておりました。

また、生田流琴友会（辻谷代表）の指導の下、体験学習として練習してきた琴の演奏も行われ、全校生徒が「さくらさくら」と「ジングルベル」の2曲を披露。体育館には伝統文化の琴の音色が響き渡り、大きな拍手が寄せられておりました。

コロナ禍という状況下にありながら、創意工夫した学習にご理解いただき、講師を引き受けてくれた事業所の皆さん、琴の指導に当たられた生田流琴友会の辻谷代表にお礼を申し上げる次第です。