教育長日記「年末にあたって」(令和2年12月29日)

本年2月6日の教育長就任早々に新型コロナウイルス感染症が国内で確認され、学校は2月下旬からの一斉臨時休校、卒業式・入学式の簡略化、新学期に入ってからも全国的な感染拡大を受けて4月20日から5月末まで再度の臨時休校と休校中の分散登校の実施、さらに各種会議等の中止や延期を余儀なくされました。6月からの学校再開以降も、新しい生活様式を遵守した三密の回避や校舎の消毒作業、臨時休校分の授業時数の確保のための夏休みの短縮、日置市との姉妹都市中学生受入事業の中止、修学旅行先の変更、学芸会等の分散開催等々、今まで経験したことのない対応が求められた1年となりました。

社会教育分野でも、高齢者を対象とした生きがい講座が中止や分散開催となったほか、各種公民館講座、総合文化祭や生涯学習講演会も中止となるなど、楽しみながら学ぶ機会が大きく制約されました。

一方で、コロナ禍における児童生徒等の健康管理、感染防止対策、学びを保障する工夫など、多くの新たな取り組みも実践されました。

このような1年でありましたが、児童生徒をはじめ保護者、教職員、地域の方々のご理解とご協力のおかげで、本町から感染者を出すことなく年末を迎えることができましたことに、心から感謝を申し上げる次第です。

来春からワクチンの接種が始まるとの情報もありますが、この感染症が収束し、以前の日常が戻るまで、引き続き最大限の感染拡大防止対策をとっていく必要があるものと考えております。

皆様の変わらぬご理解、ご協力をお願い申し上げ、年末にあたっての挨拶といたします。

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教育委員会 管理課

〒088-3292
北海道川上郡弟子屈町中央2丁目3番1号
電話番号:015-482-2945 ファクス:015-482-2350
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更新日:2020年12月29日