教育長日記「学生が研究成果を報告…玉川大学」(令和3年2月24日)

町と玉川大学との共同研究成果報告会が2月24日に同大学美留和晴耕塾で開催されました。平成21年度から始まった玉川大学との共同研究調査は、学生が屈斜路湖周辺の生物調査を中心に継続して行い、毎年その研究成果を報告会という形で町内で実施しているものです。しかし、今年はコロナ禍の影響で報告会への学生の来町が難しく、大学と晴耕塾をオンラインで結んで実施されました。

今年は9名の学生が夏季に実施したウチダザリガニやヒメマス、トドマツなどの生物調査とともに、ワイン用ブドウ「山幸」の栽培や釧路川における倒流木による河川地形への影響などの報告もあり、本町が進めている自然環境保全と漁業や観光などの産業資源の活用にとっても、大学の研究成果の集積が大いに役立つものと思われます。

また、令和3年度は町指定の天然記念物である屈斜路湖の「マリゴケ」の植生調査も玉川大学と連携して実施する予定になっており、学生たちの次年度の調査結果の報告が期待されます。

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更新日:2021年02月24日