教育長日記「二度目の緊急事態宣言発令を受けて」（令和3年5月18日）

全道的な「新型コロナウイルス感染症」の拡大がみられることから、国は5月16日から緊急事態措置区域に北海道を追加し、全道域を対象として感染症対策を行うこととなりました。北海道は、特に感染者数の急激な拡大がみられる石狩管内の市町村、小樽市及び旭川市を特定措置区域とし、より一層の強い対策を行うこととしました。

本町では、昨年4月から5月にかけて出された一度目の緊急事態宣言以降、全町を上げた取り組みとともに、教育分野でも学校の新しい生活様式に基づき、児童生徒、保護者の皆さんのご理解ご協力を頂きながら、感染症対策に万全を期して学校教育活動を実施してまいりました。お陰様で、本町からは一人の感染者も出さず今日を迎えております。

今回の緊急事態宣言は昨年の状況とは違い、強力な感染力を持つ変異ウイルスの拡大に伴うもので、児童生徒も含め若年層に感染者が多い特徴があり、人と人との接触を抑えることが感染を拡大させない大事な要素となっております。

教育委員会としては、道や道教委からの要請内容等も踏まえ、これまで実施してきた感染症対策を継続実施するとともに、宣言対象期間の5月31日までは部活動、少年団活動の休止、宿泊を伴う研修等の中止又は延期、各種会議等の簡略化、町有施設の休館措置等、感染症拡大防止に取り組んで行くこととしました。

児童生徒の安全、健康、学習の保障を第一に考えるとともに、一刻も早い収束に向け、私たちに出来ること（不要不急の外出を控える・3密状態を作らないなど）を着実に実施することが改めて求められております。何卒ご理解ご協力をお願い申し上げます。