教育長日記「最後になってほしい緊急事態宣言延長」（令和3年9月13日）

8月25日、全道的な「新型コロナウイルス感染症」の拡大、医療体制の逼迫がみられることから、国は8月27日から9月12日を期限として、緊急事態措置区域に北海道を追加しました。そして、新規感染者数は減少傾向にあるものの、依然として若年層や児童生徒を中心に感染者が多く、感染再拡大による医療体制等の逼迫の懸念から、緊急事態宣言が9月30日まで延長されました。

これまで教育分野では学校の新しい生活様式に基づき、児童生徒、保護者の皆さんのご理解ご協力を頂きながら、感染症対策に万全を期して学校教育活動を実施してまいりました。お陰様で、町内の学校からは一人の感染者も出さず今日を迎えております。

しかし、今回の緊急事態宣言適用により、小学校の修学旅行の延期、運動会の規模縮小、夏休み児童生徒作品展や芸術鑑賞事業の中止、文化祭の内容見直し、部活動の制限、総合文化祭・生きがい講座・美羅尾山ろく完走マラソン大会の中止、公民館等の休館、各種会議の簡略化等々、多くの学校行事や社会教育事業に影響を及ぼしています。感染症拡大防止のための取組としてご理解ご協力をお願いする次第です。

一方、町内における12歳以上64歳までのワクチン接種は、8月21日から開始され9月26日までの予定で集団接種が進んでいます。町内の中学生及び高校生はそれぞれ100人以上が接種されているようです。

いずれにしても、今回の3度目の緊急事態宣言が9月30日を最後に終了し、各種制限の緩和に向け、私たちに出来ること（不要不急の外出を控える・3密状態を作らない・マスクの着用・検温手洗いの徹底など）を着実に継続して実施することが改めて求められております。何卒ご理解ご協力をお願い申し上げます。