教育長日記「小規模2校が集合学習で交流・・・和小・美小」（令和3年9月15日）

町内のへき地複式校である和琴小学校と美留和小学校の2校による集合学習が9月15日、和琴小学校を会場に実施されました。昨年までは今春閉校した奥春別小学校を加えた3校で、修学旅行や冬のスポーツフェスティバルの合同開催、集合学習などで小規模校同士の交流を目的として行われてきました。

高学年は、ミニバレーと英語の授業を一緒に受け、普段とは違った環境、違った刺激を受けていました。

低中学年は和琴半島でのザリガニ釣りに挑戦しました。するめを餌に岩の間に潜んでいるザリガニやエビを見事に釣り上げて大喜びしていました。児童より先生の方が夢中になっておりましたが、互いに声を掛け合いながら協力して、外来種であるウチダザリガニを10匹以上捕獲していました。

両校の児童は、これまでの集合学習やオンライン授業等で顔なじみということもあり、仲良く学習や釣りをする姿は微笑ましく思えました。

特に5、6年生は8月26日、27日に予定していた修学旅行が、新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言の発令により10月に延期になったことから、改めてお互いを知る有意義な集合学習となりました。