教育長日記「オンラインで日置市と中学生交流」（令和4年1月14日）

    平成2年2月から30年以上続き、双方の中学生延べ320人以上が参加してきた、本町と鹿児島県日置市との姉妹都市中学生訪問交流事業については、新型コロナウイルス感染症の影響で、令和2年1月の本町からの訪問を最後に中止が続いております。しかし、そのような状況でも、令和2年8月の日置市からの受入れ中止の際には、日置市東市来中学校から弟子屈中学校にマスクの提供があり、本町からはアイスクリームを贈るなど、相互交流を続けてきました。今月予定していた訪問の中止を受け、1月14日には、相互の生徒会が中心となり、オンラインにより交流を深めました。

    川湯中学校と日置市上市来中学校との交流は、上市来中学校の全校生徒23名と川湯中学校の生徒会書記局4名が参加し、弟子屈中学校と日置市東市来中学校との交流には、東市来中学校の生徒会役員7名と弟子屈中学校の生徒会書記局9名が参加しました。

    それぞれ自己紹介の後、学校や地元行事などの紹介、方言や食べ物などのクイズで、お互いの地域を理解しあっていました。交流の時間の最後には、画面越しの相手に向かって大きく手を振って別れを惜しんでいる姿が印象的でした。

    新型コロナウイルス感染症の収束に一定のめどがついた時には、以前のような相互訪問交流が再開できることと思います。その時まで、今回のようなオンライン交流も含めて、継続した交流を続けていってほしいと願っています。