教育長日記「年末にあたって」（令和4年12月27日）

   未だ衰えることを知らない新型コロナウイルスに翻弄され続け3年余り、気が付けば令和4年(2022年)も終わろうとしております。年明け早々に、町内でも児童生徒の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されるなど、今年1年間、多くの町民の方がこの感染症に罹患いたしました。学校行事においては、まん延防止等重点措置による各種行動制限が要請されるなど、常に対策を念頭に置いた年となりました。一方で、コロナとの共生、ウィズコロナの取り組みも定着してきました。家族等の発熱による出席停止時のタブレットを活用したオンライン対応、対面での各種会議、研修会の再開、運動会や学習発表会の制限緩和のほか、社会教育分野でも、高齢者を対象とした生きがい講座、各種公民館講座、総合文化祭の芸能発表会をほぼ予定通り開催することができました。
   このような1年でありましたが、児童生徒をはじめ保護者、教職員、地域の方々のご理解とご協力のおかげで、子どもたちの学びが継続できましたことに、心から感謝を申し上げる次第です。
   年明け1月には、姉妹都市である鹿児島県日置市への中学生交流派遣事業も実施予定でありますが、ウィズコロナ禍で行う事業や活動の模索は、この感染症が収束し、以前の日常が戻るまで、もう少し続くものと考えております。
   来年が明るく笑顔が絶えない1年となりますよう、皆様の変わらぬご理解、ご協力をお願い申し上げ、年末にあたっての挨拶といたします。