教育長日記「3年ぶりに日置市との中学生交流」（令和5年1月10日～13日）

   本町と鹿児島県日置市との姉妹都市中学生訪問交流事業が、1月10日から13日にかけ実施されました。新型コロナウイルス感染症の影響で、令和2年1月の本町からの訪問を最後に中止が続いておりました。この間、令和2年8月の日置市からの受入れ中止の際には、日置市東市来中学校から弟子屈中学校にマスクの提供があり、本町からはアイスクリームを贈りました。また、昨年は相互の生徒会が中心となり、オンラインにより交流を深めてきました。
   3年ぶりの訪問となった今回は、弟子屈中学校から5名、川湯中学校から4名の生徒が参加、引率の教員などと合わせ13名が、日置市を訪問。
   1月10日に公民館での出発式の後、空路鹿児島へ。市役所を訪問し、永山市長や奥教育長を表敬訪問し、夜にはホストファミリーも参加しての歓迎交流会に臨みました。11日は、阿寒横断道路の整備を手掛けた永山在兼氏の記念碑を訪れた後、いちご狩り、東市来中学校・上市来中学校での訪問交流、薩摩焼体験。12日は、日中の気温が20℃となる中、知覧特攻平和館や釜蓋神社、仙厳園、維新ふるさと館の見学など歴史や文化に触れました。13日は、早朝のお別れ式で、8月に弟子屈での再会を約束し、空路釧路へ帰り、公民館での解散式後、出迎えた保護者と一緒に各家庭へと戻りました。
   今回の訪問では、新型コロナウイルス感染症防止の観点から、ホームスティを見送りましたが、3泊4日と短い期間の中で、一回りも二回りも成長した生徒たちの姿を見ることができました。訪問して学んだ、鹿児島の文化歴史風土などを各学校で報告するとともに、8月の訪問交流団受け入れに際しては、両中学校の中心メンバーとして活躍してくれることを期待しております。
   なお、今回の訪問交流の様子は、鹿児島を代表する地方紙、南日本新聞にも紹介されました。