教育長日記「多くの方の支援で強歩遠足完歩・・・弟高」（令和5年10月8日）

   弟子屈高校の第48回強歩遠足が、雨天順延により10月8日、高校発摩周湖経由の70kmコースと川湯温泉駅発砂湯経由の35kmコースで実施されました。
   深夜2時前に全校生徒の半数にあたる32人の生徒が、トレイルクラブの方々、役場職員などのボランティアに先導されながら高校をスタート。風と小雨、霧が立ち込める状況でしたが、5時過ぎに摩周湖第3展望台に到着し、保護者から差し入れのスープで冷えた体を温めていました。その後、午前9時川湯温泉駅前発の35kmコースの生徒と合流。天気が回復したさわやかな秋空の下、砂湯経由で高校までの完歩を目指し、途中3か所の関門で保護者、弟高夢叶塾の講師の励ましを受けながら、最後まで仲間同士声を掛け合い歩き切りました。
   強歩遠足に参加した生徒だけでなく、支援していただいた保護者や多くのボランティアの協力のもと、昭和50年から続く伝統行事が継承されました。
   卒業する3年生にとっても、高校時代の忘れられない思い出となったのではないでしょうか。