教育長日記「小田切栄三郎の功績を学ぶ…学芸員講座」(令和6年2月29日)
ふるさと歴史館の津久井学芸員による講座「小田切栄三郎を知る~弟子屈における農業経営と移民の指導者~」が、2月29日に開催されました。
学芸員による講座は、昨年9月に開催された「旧営林署から見る弟子屈の歴史」に続いて、本年度2回目の開催で、1回目に引き続き多くの方が、弟子屈の歴史を学びました。
弟子屈は明治36年に村として独立しましたが、それ以前は「熊牛外5村」として、熊牛村の戸長役場によって管理されていました。弟子屈が村として独立できた背景には、移民を募集し、農業を指導した小田切栄三郎氏の活躍があったこと、寒冷で交通未整備の釧路北部で農業を成り立たせるには、家畜を導入する必要性を唱え、馬・牛・羊などを移入し、有畜農業を奨励したことなど、弟子屈の農業の成り立ちについて詳しく紹介していました。
参加者からも多くの感想などが寄せられましたので、次回以降の講座に繋がることと思います。
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更新日:2024年03月01日