教育長日記「川湯ばやしの故郷…福井県を訪問」(令和6年11月1~4日)
弟子屈を代表する郷土芸能「川湯ばやし」は、福井県織田町(現ː越前町)に伝わる県の重要無形文化財である「明神ばやし」を起源としております。
昭和46年に当時の川湯温泉観光協会の人たちが、観光資源とするため、江戸時代初期から伝わる「明神ばやし」に注目し、熱心な陳情活動により、その移出の承諾を得て、実際に織田町の保存会の方々に川湯に来ていただき指導を仰ぎ、独自性を加え、「川湯ばやし」となったものです。
今回、川湯ばやしが50年以上の長きにわたり、郷土芸能として地域文化の発展に寄与してきたこと、また、さらなる普及、振興を図るべく、町の無形文化財に指定するための調整を目的に、福井県庁及び越前町を訪問しました。訪問には、川湯ばやし保存会の代表の方々も参加し、例大祭で明神ばやしが奉納される劔神社に参拝するとともに、織田文化歴史館の見学、明神ばやし保存会の方々との意見交換、織田地区文化祭での明神ばやしの鑑賞など、視察と調整、交流を図ってまいりました。今後、本年度中の町の無形文化財指定に向け、手続きを進めていく予定です。
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更新日:2024年11月06日