町の取組みについて
ジェネリック医薬品とは?
ジェネリック医薬品は、「後発医薬品」とも呼ばれ、新薬(先発医薬品)の特許満了後に、薬の有効成分が同等で効能及び効果が同じ医薬品として新たに申請され、他会社が同じ成分で開発した安価な医薬品のことであり、厚生労働省が定めた厳しい試験により有効性安全性も認められています。
ジェネリック医薬品利用の差額通知の送付について
ジェネリック医薬品に変えると、どれくらい薬代が安くなるかをお知らせする差額通知をお送りしています。
ジェネリック医薬品希望シールの配布について
役場健康こども課窓口では、保険証やお薬手帳に貼ってジェネリック医薬品希望の意思表示ができる希望シールを配布しておりますのでご利用下さい。
残薬とは?
医療機関などで処方したお薬を飲み忘れなどでお家に飲み残したお薬を残薬(ざんやく)といいます。
このような残薬がある方は、薬剤師さんと相談して残ったお薬を使い新たに処方されたお薬と調整してもらえます。このように調整することでお薬代が安くなったり、また複数の医療機関等に受診している場合に同じような効能のお薬を処方しているケースがあり、飲み過ぎに注意することができますので、各医療機関や薬局にご相談下さい。
また、1度に複数のお薬を飲む必要がある場合、飲む分をまとめて小分け(一包化)にすることもできます。
まずは、ご相談下さい!!
相談できる町内の薬局 | 摩周調剤薬局 | 電話 015-482-8388 |
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湯の島調剤薬局 | 電話 015-482-6060 | |
必要なもの | 被保険者証・お薬手帳・残ったお薬 |
糖尿病性腎症重症化予防とは?
目的
(1)糖尿病が重症化するリスクの高い医療機関未受診者・受診中断者に対して、適切な受診勧奨、保健指導を行うことにより治療に結びつけること
(2)糖尿病性腎症等で通院する患者のうち、重症化リスクの高い方に対して主治医の判断により保健指導対象者を選定し、腎不全、人工透析への移行を防止すること
糖尿病性腎症ってどんな病気?
糖尿病により高血糖状態が長く続くことなどが原因で、腎臓の働きが悪くなる病気です。初期には自覚症状はありません。しかし、血糖値や血圧が高い状態が続くと、徐々に腎機能が低下していってしまいます。
さらに、重症化してしまうと腎機能が低下し、吐き気やむくみ、食欲低下などの症状が出始め、心臓や骨、脳など全身の臓器にも影響が及びます。
末期腎不全の状態(腎臓の機能がほぼ働かない状態)になると、薬物治療などでの回復は難しく、人工透析を受けなくてはならなくなります。
内容は?
国民健康保険に加入している方で、糖尿病性腎症が重症化するおそれがある人たちを病気のステージごとに抽出し、糖尿病性腎症重症化予防事業の参加勧奨通知をする。
その後、かかりつけ医の同意のもと次のように指導を行い、効果測定を行う。
1 | 案内文送付 |
事業の案内を送付し、事業実施の周知を行う。 併せて、電話による勧奨も行う。 |
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2 | 初回面談 |
治療状況や服薬情報の確認 医師の指示内容 生活習慣や生活状況、疾病に対する知識・理解度の向上 食事分析など |
3 | プランミーティング | 初回面談で把握した内容及びかかりつけ医からの情報提供をもとに、指導経験者とともに対象者の状況を共有し、適切な支援の方法を設定する。 |
4 | 2回目面談 | プランミーティングをもとに、目標とする数値、具体的な生活改善項目を共有し、食事分析結果の提示をする。 |
5 | 手紙・電話支援 | 糖尿病の基礎知識や薬剤と服薬のポイントなど |
6 | 最終面談 | 検査数値や生活習慣の改善状況など確認し、今後に向けたアドバイスなどを説明する。 |
重複・頻回受診対象者指導とは?
重複受診者 | ひと月で同系の疾病を理由に3医療機関以上受診している患者 |
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頻回受診者 | ひつ月で同一医療機関に8回以上受診している患者 |
重複服薬者 | ひと月で同系の医薬品が複数の医療機関で処方され、同系医薬品の日数合計が60日を超えいる患者 |
内容は?
指導方法
・ご自宅へ訪問し健康相談(約45分)
・自宅訪問の約2ヵ月後に電話にて追加支援
主な指導内容
・服薬状況、通院状況についてヒアリングし、適切な受診についてアドバイス
・生活習慣の振り返りを行い、今後気をつけるべき事項について伝える
・転倒骨折、感染、閉じこもりの予防の提案
・将来の介護不安の解消
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更新日:2019年10月01日