世界の持続可能な観光地TOP100に選出されました!

持続可能な観光地域を目指して

持続可能な観光に関する国際基準に基づく地域づくりを行っている世界100地域の1つとして、弟子屈町が選ばれました。本表彰は2014年から毎年グリーンディスティネーションズにより行われており、持続可能な観光地域を測る国際基準の中から、景観保全やエネルギー消費量、廃棄物や地球温暖化防止に対する取り組み等、15項目の指標と、地域の優れた取り組みである「グッドプラクティスストーリー」が審査されます。本町からは「硫黄山(アトサヌプリ)トレッキングツアー」に関する取組事例を提出しました。

TOP100ロゴマーク

TOP100選 ロゴマーク

TOP100プレス

徳永哲雄町長と木名瀬佐奈枝サステナビリティコーディネーター

どんなストーリーが提出されたのか?

令和2年度、てしかがえこまち推進協議会(以下、えこまち)はエコツーリズム推進法に基づき国より認定を受けているエコツーリズム推進全体構想という仕組みを活用し、入山が禁止されていた川湯地域にある硫黄山(アトサヌプリ)への立入区域規制、1日あたりの立入人数の制限を行うほか、地域独自の認定ガイド制度を創設し、認定ガイドの同行なくしては入山ができない仕組みを作りました。加えてツアー料金の一部を環境保全金として、地元のトレイル整備やモニタリング調査などに充当する枠組みを構築。それにより、適切な自然観光資源の管理を行う体制が整い、高付加価値なツアーが誕生しました。えこまちを中心に地域住民が主体的に取り組んだこの取組事例が評価されたものです。

てしかがスタイルのエコツーリズム全体構想
https://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/kurashi/soshikiichiran/kankoshokoka/3/ecotourism.html

アトサヌプリトレッキングツアー

アトサヌプリトレッキングツアーの様子(※現在は認定ガイドが同行しなければ入山できません)

観光庁が作成したロゴマークも取得

この賞に先駆けて、観光庁の「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」ロゴマークを取得しました。JSTS-Dとは、地方自治体やDMO(観光地域づくり法人)等が、持続可能な観光づくりを行うための観光指標となる「日本版持続可能な観光ガイドライン」(JSTS-D)を指しており、弟子屈町ではこのJSTS-Dに基づき、令和4年4月に「弟子屈町観光振興計画」を策定しています。持続可能な観光を推進するため、本ロゴマークと併せて町内での取り組みを発信していきます。

JSTS-Dロゴマーク

JSTS-Dロゴマーク

この記事に関するお問い合わせ先
観光商工課

〒088-3292
北海道川上郡弟子屈町中央2丁目3番1号
電話番号:015-482-2940 ファクス:015-482-5669
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更新日:2023年12月01日