弟子屈町立川湯保育園新園舎の取り組みについて
新園舎における脱炭素社会への取り組み
弟子屈町の面積のおよそ2分の3が阿寒摩周国立公園内に含まれ、希少な動植物における保護活動の観点などからも二酸化炭素排出量の削減活動に注力しています。
弟子屈町立川湯保育園の建設にあたり、再生可能エネルギーである地中熱を利用した冷暖房空調システムを導入することで化石燃料への依存からの脱却及び町内の二酸化炭素排出量の削減を図ります。
二酸化炭素の排出量削減量
新園舎に導入された地中熱利用のシステムは、従来の暖房ボイラー(灯油)との比較をした場合に約37.87t-CO2が削減され、年間の二酸化炭素排出量については、新園舎のシステムと従来のシステムを比較した場合72.4%の削減を見込むことができる。

地中熱を利用した冷暖房空調システム
近年の猛暑厳寒などの異常気象による影響を鑑みて、新園舎では園児の安全で快適な保育環境の観点から冷暖房による室温管理が必須と考え、夏季の冷房利用においても有利な側面がある地中熱利用のシステムを採用いたしました。
新園舎の冷暖房設備は、一部常時使用のない部屋を除いて地中熱ヒートポンプを使った空調を用いた冷暖房設備となります。

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更新日:2024年02月28日