教育長日記「シマエナガの生態を知る」（令和5年7月14日）

   シマエナガ伝道師の山本光一さんを講師に「シマエナガの秘密と魅力に迫る」と題した公民館講座が7月14日に開催されました。また、この講座は生きがい講座の「弟子屈の自然を学ぼう」との合同開催で100名の方が参加しました。
   講師の山本さんは、元京都府警の警察官で、退職後に美留和に移住され、阿寒湖畔の前田一歩園財団に勤務する傍ら、シマエナガの研究を続けておられます。最近ではテレビ出演も多く、シマエナガ関連の本なども多く出版されておられます。
   講演で、シマエナガは、身近に自然が多い北海道にだけ生息し、その可愛らしい姿と冬に多く見られることから、「野鳥界のアイドル、雪の妖精」と言われていることや、長い尾でバランスをとることが得意で、巣作りが上手、重さが7gしかないこと、子どもより親の方がかわいいなど、その生態を分かりやすく、ユーモアを交えて熱弁しておりました。
   大変貴重なお話をして頂き、ありがとうございました。