町長日記 王鵬関十両昇進祝賀会(令和2年12月7日)

本町の名誉町民である納谷幸喜(第48代横綱大鵬)さんのお孫さんの大相撲王鵬関が、12月4日に大嶽親方、お母さんと一緒に来町されました。11月26日の日記にも記載したとおり、本町では、有志により関取が十両に上がった時のために化粧まわしを送る準備をしており、今回はこれらの贈呈式と十両昇進の祝賀会に出席するための来町です。

大嶽部屋納谷幸之介君を弟子屈町から応援する会(会長竹森英彦商工会長)が主催した祝賀会は、新型コロナウイルス対策に配慮して約50名の出席で行われました。できれば、多くの町民の皆さんにも呼びかけていただき化粧まわしを見てもらいたかったのですが、厳重な感染対策が必要とのことで止むを得ません。また、同様にお三方も祝賀会冒頭の30分だけのご出席となりました。

贈られた化粧まわしは、本町出身の相撲錦絵師木下大門さんがデザインしたもので、まわし一面に屈斜路湖と摩周湖があしらわれたもの。このデザインの屈斜路湖は土俵入りをする横綱大鵬関、摩周湖が土俵入りする祖父に話しかけている孫の王鵬関を表す構図とのことです。

多くの報道陣に囲まれながら、関係者で化粧まわしと紋付き袴を王鵬関へ贈呈しました。

また、祝賀会の前には大鵬相撲記念館にも立ち寄り、飾られている32枚の優勝額を見て、祖父の偉大な功績に改めて感心しながら、「自分もいつかこのようになりたい」と話し、幼少時の自分の写真を見つけて照れていました。

王鵬関は昨年6月以来の来町で、その時よりも体が大きく風格が出てきた印象です。初場所から15日間となりますが、得意の押し相撲で祖父のように番付を駆け上がってくれるものと期待しています。

町民のみなさんもぜひ応援をよろしくお願いします。

王鵬十両昇進祝賀会にて、化粧まわしを前に、徳永町長、王鵬、竹森会長で記念写真
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更新日:2022年06月10日