新年あけましておめでとうございます（町長徳永哲雄）

新年あけましておめでとうございます。

皆さまにおかれましては、令和3年の新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

また、旧年中は町政全般にわたりまして、深いご理解とご協力を賜りましたこと並びに皆様の温かいご支援をいただき町政6期目のスタートを切らせていただきましたことに厚く御礼申し上げます。

今後の4年間も皆さまとともに「公正と融和」「結束と行動」を信条に、コロナ禍という困難な状況下をも乗り越える強く、明るい弟子屈町を創るため、邁進してまいりたいと存じます。

昨年は、環境省が日本の国立公園を世界の旅行地とすべく進めております「満喫プロジェクト」に阿寒摩周国立公園が指定され5年が経過しました。

この間、国のお力添えをいただき、廃業ホテルの解体など着実な歩みを進めております。小泉進次郎環境大臣、赤羽一嘉国土交通大臣が矢継ぎ早に来町され、プロジェクトの進捗状況、また、JRを含めた弟子屈町の状況を視察され、力強いエールをいただところです。引き続き、今後5年間にわたり、プロジェクトの指定延長が予定されており、圧倒的な美しい自然環境と温泉ブランドを背景に観光地としての地位を確立してまいりたいと考えております。

また、昨年の大相撲11月場所で、弟子屈町名誉町民「大鵬」関のお孫さんの「納谷幸之介」君が6勝1敗の成績を残し、十両昇進となりました。10日から予定の1月場所からは「王鵬」のしこ名で、得意の押し相撲を武器に番付を駆け上がってくれるものと期待しています。

年末にかけては、全国の皆さんから多額のふるさと納税をいただきました。皆様からお寄せいただきました当町へのエールには、改めて厚くお礼を申し上げますとともに、今後のまちづくりに活用させていただきたいと考えているところでございます。

さて、新年度からの施策といたしましては、経済雇用対策はもとより、中心市街地再構築やアイヌ政策、子どもを産み育てる環境、また、福祉医療の充実に力を入れてまいりますとともに、道路、橋梁、上下水道などのライフライン、住環境の整備、地熱エネルギーの活用、ワイン、チーズなど地場産品の確立を推進してまいります。

これ等施策の詳細につきましては、議会討論を経た後、広報4月号におきまして皆さまにお伝えさせていただきます。

町政を担わせていただいたこの20年間、常に町民の皆さまが「豊かさ」や「幸せ」を実感できる「まちづくり」を目指し、さまざまな取り組みを続けてまいりました。再度皆さまのご信任をいただきました新たな4年間は、この取り組みに花を咲かせ、また新たな種を蒔き、しっかりとした道筋を次代へ引き継いでまいりますので、引き続きお力添えをお願い申し上げます。

新春の門出にあたり、皆さまのご健康とご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。