「てしかがゼロカーボンシティ宣言」を表明します!

2050年までに二酸化炭素排出量ゼロを目指して

近年、地球温暖化の進行やその影響による異常気象から、世界的に甚大な自然災害が頻発しています。弟子屈町でも経験のない集中豪雨が発生するなど、気候変動が日常の生活を脅かす事態が起こり始めています。

弟子屈町としてもこの危機的状況に向き合い、脱炭素社会・循環型社会に向けた取り組みを強化することとしました。

2015年に合意されたパリ協定では、「産業革命からの平均気温上昇の幅を2℃未満とし、1.5℃に抑えるように努力する」との目標が国際的に共有されています。さらに2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告では、「気温上昇を2℃より低い1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の排出量をゼロにする必要がある」と示されています。

弟子屈町は、これまでも公共施設では、豊富な温泉の温泉熱を活用した暖房設備や雪氷冷熱を活用した冷房設備、地中熱を活用した冷暖房設備などを推進し、一般家庭でも温泉を活用した浴用・暖房設備を推進してきました。

また、農業では温泉熱を活用した温室栽培や、バイオエネルギーでの発電に取り組み、観光でも脱炭素の電気自動車活用や二酸化炭素の影響調査のため、町を代表する景勝地である摩周湖への、自家用車交通規制、BDFバス運行などの先駆的実験も実施してきたところです。

今後は、さらに地熱を利用した発電事業など、環境に配慮し持続可能なまちづくりのため、積極的な温暖化対策に取り組みます。

ここに弟子屈町は、弟子屈町地球温暖化対策実行計画を着実に実行し、2050年までに二酸化炭素排出量ゼロを目指す「てしかがゼロカーボンシティ」へ挑戦することを宣言いたします。

てしかがゼロカーボンシティ宣言
てしかがゼロカーボンシティ宣言書
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北海道川上郡弟子屈町中央2丁目3番1号
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更新日:2021年12月10日