【実施報告】学芸員講座「小田切栄三郎を知る」(2024/02/29)
学芸員講座を実施しました
講座内容
令和6年(2024)2月29日、弟子屈町公民館において学芸員講座「小田切栄三郎を知る」を実施しました。
講師として本町ふるさと歴史館の津久井薫主任・学芸員が担当。小田切栄三郎が弟子屈に移民を導入し、行政単位として独立するに至る基礎を作ったことを紹介。釧路最北部という過酷な環境でも成り立つ営農方法の指導に尽力した生涯を解説しました。
小田切栄三郎は札幌農学校を卒業後、北海道庁に入庁し農業に畜産を取り入れるべきだと主張します。自らの理念を実践するために宮内省御料局に転じ、御料農地に編入されたばかりの弟子屈にやってきました。寒冷な気候かつ交通網未整備の弟子屈に人々を根付かせるため、馬産・養牛・緬羊を奨励。20余年にわたり、弟子屈の発展のために貢献しました。
講座の様子
解説用スライド
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更新日:2024年03月02日